Color・Gang's


【概要】

この世界において、美とは貴族だけのものである。

この世界において、色とは金持ちだけに許された特権である。

そんな美術品や色が金持ち貴族などの上流階級に独占された世界で、鮮やかな色を魅せながら、ストリートで生きるティーンエイジャーの集団がいた。

チームの名はColor Gang「Vivid」、自由に、自分の描きたいものを創造し、描いていく。

そんなストリートアーティストのギャング集団たちのお話し。

【世界観】

舞台は色や音を始めとした「美」を、全て金持ち・貴族が独占した世界「Creation」。

貴族たちが住む高級住宅街「Seven Arch(セブンアーチ)」は鮮やかな色で飾られる一方、

貧しい者には感情すら許されず、感情や色をもてば税と称して徴収され、

やがて平民たちが暮らす町は灰色だらけの腐りきったスラム街「Gray Town」となった。

そんなスラム街に、ただ唯一色を失わず、己を失わず、創作活動や若い衝動に任せた犯罪行為に手を染める若い青年たちがいた。

彼らは色を失うどころかどんな色も持つ。

そんな彼らを、人々は「Color Gang」と呼んだ。

「Color Gang」は政府の目をかいくぐり、好きなようにアーティストとして生き続け、時には「創作」を行うことで政府に喧嘩を売って楽しく過ごしている。

Color Gangは好んで描く絵によってチームが分かれており、現在最も名が通っているのは主人公たちが率いる「Vivid」である。

【施設一覧】

・Seven Arch(セブン アーチ)

金持ちや貴族、王族が住まう高級街。

このまちでは美しい音楽が流れ続け、あでやかな色で彩られ、様々な美術品であふれかえっている。

すんでいる住人達は堕落し続けており、平民たちから色を無理やり徴収しては自分たちの嗜好品として消費し続けている。

ときおり平民たちを気に掛け、こちらに招こうとする金持ちたちもいるが、圧倒的に腐ったものたちが多いせいでサポートできないのが現状となっている。

・Gray Town(グレイ タウン)

平民以下の者たちが住んでいるスラム街。

街には色も音もなく、あるのは寂しい風の音や灰色だけ。

しかし、色をもち続けるティーンエイジャーたちはこの灰色の街をキャンバスにして、グラフィティアートを描き続けている。

また、裏社会の一部では彼らを支援し、ギャラリーを開いたり美術品の密売なども行っている。

・Bar・Atelier(バー・アトリエ)

Gray Townの入り組んだ路地裏の先にある、ギャラリーを兼用した非公認バー。

店内には、ColorGangたちの作り上げた近代美術品や絵画などを飾ってある。

ColorGangたちはチーム問わず、大体みんなここに集まってジャンクフードと炭酸をたらふく摂取している。

時折歌手やジャズバンドもここに訪れては歌ったり音楽を奏でたりと、スラム街での美術が集まる場所となっている。

【組織一覧】

・「Vivid(ビビッド)」

Creationに存在するColorGangの中でも最も名前が通っているColorGang組織。

トレードカラーはチーム名にもなっている通り「ビビッドカラー」で統一されている。

最も名前が通っているため、政府から目をつけられているがリーダーたちが率先してグラフィティアートを描き、挑発しては逃げおおせている。

ストリートアートやグラフィティアートを主体にした絵を描くメンバーが多い。

・「Checker'S(チェッカーズ)」

Creationに存在するColorGangの中では異端のColorGang組織。

トレードカラーは「モノクロ」で、色を失っている現在をあえてよしとしながらも、そのモノクロカラーによってアートを描いている。

基本的にふいうちなどの行動が好きな面子が多いために評判は悪いが、チームとしてはトップを争うレベルで強い。

シルエットイラストや影絵を主体にした絵を描くメンバーが多い。

・「Pop Heart(ポップハート)」

Creationに存在するColorGangの一つ

トレードカラーは「パステルカラー」で、他のチームとの違いとして女性が圧倒的に多いチームとなっている。

基本的にはイラストよりもファッションやアクセサリーの方で創作活動をしており、自作の衣装を作ってはゲリラファッションショーを行っている。