(こくあまつか ふよう)

黒天使 芙蓉


【Data】

年齢/22歳 性別/女性 身長/172cm 体重/62kg 

出身/日本 誕生日/8月25日 星座/おとめ座

一人称/俺 二人称/お前、名前呼び

好き/限定しきれないほど様々 苦手/攻撃的な幽霊と和製ホラー


【モチーフ】

誕生花/芙蓉:「夫婦愛」「繊細な美」

誕生石/???

キーワード/依存愛、理性、原罪


【性格】

男勝りで非常に気が強く、好戦的なマイペース。

しかし気が強い割には荒っぽいというわけではなく、むしろ理性的で自分から戦うことなどはあまりない。

懐が広く、何事もあろうとも受け入れることができる思考の柔軟性もあり、他人にも親しみやすい。

また、好奇心が強いほうではあり、利害一致などすれば失敗率の低い事でも積極的に協力することもある。

だが一方で理性的ではあるが「怒りやすく」「惚れやすく」「暴食的で」「嫉妬深い」、

また「傲慢」なところや「怠惰」な部分も見られ、「強欲」なまでに自身の望みを叶えることもある。

ツンデレ気質で素直じゃないときもあるが、比較的言いたいことはすっと言えるタイプ。

別人格として本能を担う「蓮闇」がおり、芙蓉は「理性」を担っていることになる。

だが場合によって芙蓉自身が非常に冷静でいられない状態にまで落ち、蓮闇と「理性」と「本能」の役割が入れ替わることもある様子。

なお、「理性」と「本能」の役割と根元の性格は別の為、性格が変わるわけではない。

あくまでも片割れの「本能」を必ず制御するための「理性」がいる状態になるだけである。

蓮闇とは同一人物で感情は必ず共有されるためか、蓮闇が嫌悪するものを自身も嫌悪してしまうことがある。

仕組みとしては「好意」的感情が芙蓉、「嫌悪」的感情が蓮闇で基準とするようになっている様子。

片割れである蓮闇に非常に依存している傾向が強く、また愛した相手にも非常に依存する傾向がある。

【容姿】

髪型はふわさらとしたショートヘアーで、前髪が右に流れている。

天使の輪のような光沢をもっており、触り心地がいい髪質。

髪色は美しく咲き誇った深紅の薔薇のような、または本能を掻き立てるような血のような赤といえるようなダークレッド
瞳の色は美しいまでの純粋な黒色をしており、また輪廻状の模様がある。

目の形はつり目で少し三白眼に近く、まつ毛はとても長く、ふさふさしている。

歯の形は吸血鬼を思わせる様な、少し尖ったギザ歯と鋭い犬歯がある。
肌もまっさらな肌に桃色がかった色味がさした健康的な白い肌。

体格はバストがF~Gのぼんっきゅっぼんで脚が非常に長く、肉付きがよい。
衣服は胸元や腹部などが露出が多く、一見すると何も持っていないと思えるような恰好が多い。
高いヒールのロングブーツもはいているため、相当背が高く見える。
首元には何かを隠すように大きめのチョーカーがつけられており、
それを外すと首を絞められた跡の様なドス黒い痣がある。

吸血鬼のように鋭い歯がいくつかあり、それのせいか少しギザ歯気味。

【体質】

身体能力は非常に高く、再生能力も高めだが、不死者ではない為か深い傷を負うと普通に危ない。

自身の細胞や神経を自由に動かすことができ、痛覚遮断なども可能としている。

しかし、酒には非常に弱く、ウイスキーボンボン一つ食べただけでもべろんべろんに酔っぱらってしまう。

見た目にそぐわず非常に暴食家で、消化も早いためか、すさまじい量の食事ができる。

器官の構造も人間と違い、基本的に人間や動物に有害な毒などを摂取しても平気。

命が危うい傷を負うと防衛本能として「蓮闇」と入れ替わり、自動的に細胞などが男性の物に変化する。

なお、蓮闇の間の記憶は蓮闇が許可しない限り共有されない特殊な構造になっている。

蓮闇と物理的に分離することもできるが、一定距離を離れると蓮闇のほうの身体が溶けてしまい、自動的に芙蓉の元へと転送され、元に戻ってしまう。

分離している間の記憶は分離したままでは共有されず、元に戻れば上記の通りで記憶の共有がされる。

また、分離している間は精神的に繋がっているためテレパシーが可能ともなっている。

異世界に旅立った場合、「本来存在していた自分」と同化し、その世界になじむため種族が別になったり、きかない毒がきいてしまう場合もある。

しかし、元の世界においては彼女の記憶は異世界に旅した際の経験や体質も取り込んでいくため、

元の世界においてのみ、並の相手では殺すことは容易ではない。

恋をすると、恋した相手を目にしたときに瞳にハートマークが浮かぶ。

この体質は母親から受け継いだものであり、浮かべないようにすることはできない。

【能力】

◆『Amore Ragazza(愛少女)』

どの世界においても、彼女を嫌うことはない。

親愛・狂愛・友愛・純愛、ありとあらゆる愛を向けられる能力。

彼女を苦手だと思うものでも、彼女を絶対に嫌うことが「出来ない」能力。

それは魂に根付いた、「カオス」の因果でもある。

 

◆『Peccatum Originale Sanguis(原罪者の血統)』

七つの大罪に倣った、七種類の能力の総称。詳しい説明は下記にて。(随時更新予定)

・<傲慢>

「圧倒的に相手が格下」だと理解した場合にのみ使用可能の能力。

言霊による服従の能力ではあるが、本当の格下にのみしか使えない為、同レベルの者相手では通じない。

・<嫉妬>

敵が強ければ強いほど、強化される能力。

・<憤怒>

怒りの度合いによって身体能力が強化される能力。

・<怠惰>

再生能力の強化。

・<強欲>

異空間を開き、自身の所持品を保管したり、取り出したりすることのできる能力。

また、他者の能力や技術を一時的にコピーして使用することができる。

・<暴食/悪食>

食事をした量に比例し、自身の体力などを強化する能力。

・<色欲>

他者をフェロモンにて誘惑、懐柔する能力。

【趣味嗜好】

趣味は非常に様々に渡り、専門的な知識や雑学的なものでも積極的に学び、行う。

これらの多趣味は母や父、そして父の友人たちや6人の叔父に影響されており、

また「蒐集家」であった父から、「個人であろうとも多数の人物が作り出したものであろうとも、みな等しく価値がある」という言葉を受け、

幼いながらもその言葉に感銘を受けていたからである。

そんな彼女が特に趣味としているのは「芸術関連全般」と「料理」、そして「様々な物の蒐集」である。

食事に関しては人間ではないこともあってか、人肉食や蟲料理、毒料理などの悪食とも呼べるものでも、

食事の見目があまりにも醜悪でなければ食べれる模様。

蒐集物は父に似てかジャンルは決まっておらず、自身の好ましいと思えたものは全て集めている様子。

また、好戦的な面もあってか戦闘をすることも好む様子で、売られた喧嘩は積極的にかっていく。

しかし、唯一「幽霊」だけは非常に苦手、それのせいでかお化け屋敷などもあまり好きではない。

その理由として彼女が虐待されていた時の「叔父の後ろにいたお化け」が非常に頭に残っているからである。

【過去】

幼少期にある事件を境に両親が死に、叔父に預けられる。

しかしある男の策略によって叔父が狂い、狂った叔父によって虐待され、ある日兄が叔父から自身をかばって、怪我を負ってしまい、入院する事態が発生。

その瞬間、防衛本能として片割れである「蓮闇」が誕生、帰宅して包丁を懐に隠し、

男に取り付かれて操られた叔父に首を絞められた瞬間、叔父を刺した。

刺した瞬間に元に戻り、幼いがゆえに殺したと勘違い。

その結果精神を病んで孤児院に引き取られるまで何度も自殺未遂を繰り返す。

孤児院にて「菖蒲」「紅葉」の二人と恩師である孤児院の院長、

後の「零」という男によって立ち直り、孤児院にて育った後、独り立ちして様々な世界を回る。

一人で旅をしていた間に蓮闇とコンタクトをとり、確執をなくして二人で一つの状態に。

様々な世界を回り、兄と再会して必要なことを学び知った後、死者の世界にて全てを聞き、零によって菖蒲・紅葉とともに世界を渡り歩くこととなる。

【人物関係】

黒天使 蓮闇:もう一つの人格、または生まれてこなかった双子の兄

黒天使 黒夜:2つ上の実の兄

黒天使 桜:母親

ブラッド・B・クロエルズ:父親

クロウ・D・クロエルズ:件の虐待してきた叔父

黒天使 牡丹:祖母

黒天使 彼岸:祖父

 

姫之 菖蒲:親友

姫之 海:友人の兄で実兄の親友

朝倉 紅葉:親友

朝倉 葉:要警戒対象の実兄の親友

 

零:恩師

「ハデス」:後の夫